育った環境も違えば好みも違うお友達が集まっての初めての団体行動。
ゆずり合い、たとえケンカをしても上手に仲直りの出来るようになってほしいと考えます。
絵本やおもちゃの取り合いはよくあります。ゆずってくれたら、「ありがとう」、ケンカをしたら「ごめんなさい」で仲直り。「ありがとう」「ごめんなさい」の大切さを学びます。
「これ」をし(なかっ)たらどうなる?本当にし(なく)ていいの?の判断を培います。
「手を洗う」「帽子をかぶる」「静かにする」など日々のひとつひとつには理由があります。
ただ「言われたからやる」のではなく、(先生の)おはなしをよく聞き、考え、理解し、実行するという一連の状況判断力を培います。
毎日いろいろなことの連続です。うれしい、かなしい、たのしい、くやしい・・・。
その気持ちをとっても大切にしたら、またいつもの「にこにこ」にもどることのできる強さを身に付けます。
「思い通りにならないこと」を乗り越える強さは、どんなことでも受け止める「素直さ」の土台です。
先生に叱られてもしっかり「受け止め」たら、またいつもの「にこにこ」です。
そのときの欲求をおさえきれずに相手を傷つけ、その結果、自分が傷つくことがあります。
「これ」をしたら?この「一言」を相手はどう思う?などを考える、思いやりの心を育てます。
それでも、し(言っ)てしまうのが子どもです。その時「○○さん(言動の本人)」がさ(言わ)れたらどんなきもち?うれしい? と問いかけ、自らの気付きを促します。
感受性の「種」は幼児期に沢山の養分を吸収して芽をだし、花を咲かせます。あとで吸収し直すことは出来ません。クラスでの絵画、工作などの活動を通じて自然に感性を養います。
おとながみれば「牛乳パック」でも、子どもにかかれば潜水艦やロボットに早変わり。
お絵かきも、イメージの世界を画用紙いっぱいに展開して、無限の感性を養います。